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Adobestockから、ジェネレーティブAIツールによる作品の受け入れ開始のお知らせメールが届きました。
ジェネレーティブAIツールという言葉を見て、最近のトレンドのコンピューターが芸術的な絵を描いてしまうあれかなぁとぼんやり浮かびました。
気になって、ググってみて、愕然としました。似た言葉が、検索結果にたくさん出てきて、逆に混乱してしまい、これはしっかり言葉の整理をして理解しないといけないと感じました・・・。
そのそもAIとは
人工知能、機械学習のことだと理解しています。とにかくたくさん学習し、たくさんのインプットしたデータをもとに結果を出していくものだと思っています。
近年話題になっている絵画なんかは、たくさんの絵のデータをインプットにして、作り上げているようですね。
超大作を作るには、大量のインプットデータが必要ですし、AIが学習するには、家庭で使われているような一般的なパソコンではスペック等が全然足りないですし、おまけに、24時間ずっと計算を回しっぱなしなんて感じで作り上げるので、知識だけでなく、かなりのコストもかかりますので、素人が軽い気持ちでできるもんじゃないと思っています・・・。お絵描きツール自体、使用料取られますし。
スマホとかでAIのお絵描きアプリありますけど、あの程度では、太刀打ちできないと思います・・・。近年評価され取引されている作品はほとんど、AIで作りこまれたものだと思います。。。SNSとかで、気軽に投稿されているのは、お安い気軽なツールも利用さていると思いますが。
ジェネレーティブAIって?
AIの中の1つの手法で、最新の手法のようです。generativeを翻訳すると、生成する、生み出す的な意味があるようです。
もともとAIというのは、大量のインプットデータをもとに生み出すものが主でしたが、このジェネレーティブAIは、少ないインプットでも、アウトプットを生み出すことができるのが特徴のようです。
今まではAIは学習していないことのアウトプットは無理でしたが、ジェネレーティブAIは学習していない部分を、学習したことから生み出すことができるので、かなり人間の知能に近いと言えます。
調べると、Webデザイナーさんは、ジェネレーティブAIが台頭したら、厳しくなりそうですね・・・。(AIの台頭で、ビクビクしているのは、イラストやアートだけではないんです)
Adobeさんのお知らせでは、このジェネレーティブAIというキーワードを出していました。
最近話題のアートは、ジェネレーティブではなく、通常のAIだと思っていて、大量のアートを読み込めば読み込むほど良い結果が出るツールが多く、今現在、ジェネレーティブAIを使ったアートツールは手軽なものは見つけられませんでした・・・。(もしかしたら、あるかもしれないのですが、ググる能力が低くってすみません)
ジェネレーティブアート
本当に、言葉が紛らわしい。。。Adobeさんのお知らせはこのことを言っているのかと勘違いしてしまいました。「ジェネレーティブAI アート」なんてキーワードで検索してしまったのが悪いんですが、いやぁ、同じことだと思ってしまう・・・・。
ジェネレーティブアートは、簡単に言うとプログラミングで丸や線などを生成し、無作為、偶発的な結果なんかを楽しむアートといった感じです。
または、イラストのデータを用意して、それをプログラミングによってイラスト同士を組み合わせて、偶発的なアートを楽しむなんてものもあるようです。
かなり昔からあるアートで、2000年代に、processingという簡単にいうとお絵描き言語によってさらに創作する人が増えたりと、そういった歴史があるアートのようです。processingは昔からある言語で、なんで、今更、Adobestockさんはここをフューチャーしたのかと疑問に思い、、、、このことではなかったようですね(汗)
コンピューターが作るアートなので、大量の作成が可能で、100枚、1000枚と作って、NFTとして出品するみたいな世界が今は広がっているようです。
そもそもNFTって何?
ジェネレーティブアートを調べると、NFTという単語がたくさん出てきます。なんなら、ジェネレーティブアート=NFTみたいな表現も多々あり、これもほんと、混乱しますね・・・。
NFTとは、Non-Fungible Token、翻訳すると、代替不可能なトークンという意味です。代替不可能なトークンというのは、いわゆるブロックチェーンの技術と理解しています。NFTという文字には1つもアートなんて、文字は含まれないのに、アートというイメージが先行してしまっていますね・・・。
ブロックチェーンの技術はここでは割愛しますが、ビットコインに採用されている技術です。
1つのデジタルアートに対して、ブロックチェーンで世界に1つしかない作品だよって鍵をかけることによって、価値が保証され、取引されるって感じだと理解しました。
NFTは、売れた後、その作品を再度販売して売れた場合、一番初めの出品者にお金が入ってくるようで、そこも魅力の1つのようです。(賃貸物件の大家さんみたいな感じになりますね。。。)
NFTは、人間が手で描いたデジタル作品1つでも良いんです。
ジェネレーティブアートで100枚とか出された絵を纏めてNFTで販売するというのが近年のトレンドのようで、ネット検索では、ジェネレーティブアート=NFTみたいな書き方されているような気がします。
NFT音楽っていうのも存在してますし、NFTは絵だけではない話だと理解しました。。。
0.33ドルのためにAdobestockに投稿するんかな
指定のタグを付けるとなっていたので、定額の0.33ドルではないのかもしれないですけど、、、Adobestockさんにアップするくらいなら、NFTとして出品したほうが儲かるんじゃないかと感じてしまいました。
利用する目的によりますが、、、逆に購入者もNFTのような価値があるわけではないのに、価格が高かったたら、あえてAIのイラストを購入しないで、定額で既存の人が作成したイラストで十分じゃなかと思ってしまい、いまいち、AdobestockさんのAIを購入するメリットが今のところ分からないなって思いました。
プレゼン資料に、あえて、高価なAIイラスト差し込む理由ないですしね・・・。Adobestockさんを使う理由は様々なのでなんとも言えないですが。
ストックイラストのサイトでは、AIで作ったイラストは受付しないというサイトも多いです。
Adobestockさんも色々規約があり、読んでいるだけで、個人的にはうんざりしてしまう感じで、ますますそこまでしてこれやるんかなと思ったりしました。
Adobeさんのメールには、ジェネレーティブAI技術をAdobe製品に入れていくぞ的なニュアンスを感じ、いつか、Adobeソフトのラインナップにそういうソフトや機能が追加されるんかなと勝手に解釈してみました。(この記述は適当な個人の意見です(汗))
新しいことを受け入れるココロ
このままAIがイラストにどこまで食い込んでくるのか未知数で、来年には、何か問題発生で、一気に後退する可能性もあり、この先どうなるか分からないです。
とは言え、現状イラストやアートにこれだけAIが参入しているのは事実です。
ビジネスでもステークフォルダーと仲良くなろうなんて、研修とかで教わりましたが、AIさんというステークホルダーだと思って、うまく付き合っていかないといけないんじゃないかと思いました。
(c)viaduct_k – イラスト素材 PIXTA –
イラストのように、この仕事は、AIにはできない仕事なんだと頑なに渡さない人になるのは、寂しいものです。
AIに限らず、新しい要素が追加されると、覚え直す煩わしさを感じます。年寄りの方が、スマートフォンの操作を覚えるのを煩わしく感じるのも、もちろん加齢による覚える能力の低下もありますが、やっぱり、新しいことを覚えるエネルギーを使うことが面倒だったりもあると思いました。
AIさんと仲良くなることで得られるプラスを自分は求めていきたいので、出来る限り、積極的にこういったたぐいを取り入れられるようにこれからも勉強していきたいと改めて思いました。
※一部、個人の主観なども記載していますので、もしかしたら、事実と乖離する部分がゼロではないので、その旨、ご了承ください。
2023/02/27追記
AIアートStableDiffusionを使った制作結果について、ブログを制作しました。ぜひ、そちらもご覧ください!
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